出しぬけですが、余命1年と言われたら、皆さんどんなことを考えるでしょうか。

家族との時間を大事にしたい。自分の仕事を残したい。徹底して好きなことをやりたい。思うことは人それぞれだけれど、1日がちょっと違って見えてくるはずです。
7月にあった年に1回の健康診断。「君の胸には怪しい影がある」と、検査した病院から即刻出頭を命じられたのです。初めてみた自分のレントゲン写真には、右胸の真ん中に豆粒大の影。これをCTで撮って、1週間後の昨日その結果を聞きに行きました。
狭い診察室で医師と向かい合って、ついに運命の宣告・・・かと思ったら、影の正体は結局わからずじまい。ただしあまり心配することはない、炎症の痕か何かだろうという診断でした。
この1週間生きるか死ぬかの瀬戸際(?)を生きてきたのに何ていい加減な、と思ったけど(笑)、やっぱり写真じゃ分からないんだそうです。細胞を取ってみて、それを調べてみないと。影そのものが小さすぎて細胞を取ることも覚束ない。心配なら来月もう1度レントゲンで検査してみるかというので、いちおう予約してきました。
影の正体は分からなかったけど、診察した医師の様子にまったく緊張感がなかったので、まずはひと安心。ネットで調べてみたら、こんなことはたまにあるんだそうですね。
でも人生何があるかわからないですね。1日1日をムダに過ごすな、というご先祖様の警告かもしれません。
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