さて、今日は閑話休題。
この前、
『カリスマ映画論』の睦月さんから「この時期、旅に行くならどこがいい?」と相談を受けました。どこに行くかを考える前に、この時期に旅ができるとは羨ましい…と思ったわけですが(笑)。
で、本棚に眠っている『地球の歩き方』を引っぱり出してパラパラとめくって考えてみた。
まずは気候的な問題
この時期、アジアはほとんどの地域が乾期で、旅をするには絶好の季節。
国によって、たとえばインドネシアなどは少し雨が多めだけど、大抵のアジア諸国は一年のうちでも雨が少ない。北インドのさらに北部へでも行くのでなければ、寒くて旅ができないということもないでしょう。南の国は、冬でも暑いのです。
逆にヨーロッパは極寒なので、冬はオフシーズン。ただし、航空券が格安になるのであえて狙ってみるという手もあります。
次に治安面を考えてみる
今アジアで政情が安定しない国として真っ先に頭に浮かぶのはネパール。国王と政党が政権争いをしてみたり、「マオイスト」と呼ばれる武装勢力が活動を活発化させたりで、観光客は激減しています。だいぶ落ち着いたと聞いてはいるけれど…。早く元の平和な国に戻ってくくれればいいのだけどねぇ。
他のアジア諸国は、よっぽど辺鄙なところへ行かなければ大丈夫。間違っても、ミャンマーの国境地帯とか、独立運動ますます盛んなスリランカ北部とか、混乱が続くインドのカシミール地方とかには行かないようにしましょうね(笑)。
ただし、金目のものは見せないようにする、大金やパスポートはお腹に巻いたり、ホテルのセーフティーボックスに預ける、などの基本はちゃんと守りましょう。日本を一歩出たら、スリやひったくり、ぼったくりは日常茶飯事。旅先では自分の身は自分で守るのが基本です。
最後に交通機関の利便性について
実は、これがいちばん重要かもしれない。
まず、日本からの直行便があると旅は楽。週に何便飛んでいるか、発着時間はどうなっているか、飛行時間はどれくらいかも大きな要素です。予定に合った飛行機がなければ、その国へは行けないからね。
まあ、アジア、アメリカ、ヨーロッパのメジャーな国へはほとんど毎日飛ばしているということが多いけれど、事前にチェックしたほうが無難です。早めに予約を入れないと、席を確保できないということもありますよ。
以上、なんだかあまり参考にならない雑駁な記事ですが(笑)、冬・春休みの旅を考えている人は、その計画を楽しんでください。
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