パスポート取得10周年企画、旅の写真帳をたまに続けていきましょう。このネタでしばらく書けるかな、という計算も働かせつつ(笑)。
今日は微笑みの国、タイの出入国スタンプ。「タイは若いうちに行け」と言われて、この国に旅した人も多いんじゃないでしょうか。

タイには、10年前の初渡航以来5回の訪問。飛行機を出た瞬間、モワッとした熱気に触れると、南国に来たのだなという感じがしたものです。
広い国土を列車やバスで旅したこともあり、第三国へ向かうための経由地にしたこともあり、とにかくいろんな接し方をした国。首都バンコクは、世界各国の旅人が集まって、旅の拠点という雰囲気が漂っています。
かつてのドンム・アン国際空港は今や国内空港に格下げされて、国際線の発着地は去年9月に開港したスワンナプーム空港に移動。アジアで10年という年月は、もはや大昔ですね。
さて、タイはもちろんビザなしで入国が可能。ただし、滞在は30日に限定されます。カオサン通りの安宿で出会った旅人には、30日近くなると隣のマレーシアやラオスに出かけて、また戻ってくるという生活をしている人もいました。
カオサンは多くの旅人が集まってくるから必要なものは何でも揃っているし、旅の情報は集まるし、各種チケットを手配するのも簡単なので、つい長居する旅人も多いようです。世界有数の“沈没地”と言っていいかも。
ただ、アジア特有の魅力を残していた10年前のカオサンは、今や東京の青山や原宿のようなハイソな街に変貌。僕のような古株には、ちょっと近づき難い場所になったのが残念です。
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