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冬の夕暮れ
2008.11.30 Sunday
関東の冬は、夕暮れの空が美しい。
秋の日はつるべ落としというけれど、冬の日はもっともっと短い。
良く晴れた冬の1日、鮮やかな西の空に出会えたら、立ち止まって眺めるくらいの余裕を持ちたいと思う。
コラム・雑記
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「世界にひとつだけの花」というけれど
2008.11.29 Saturday
タイ・バンコクでは反政府団体のデモで空港封鎖、インド・ムンバイでは同時多発テロで150人以上の死者。いずれも旅人にはなじみの深い国、都市での事件で、人ごととは思われません。
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「世界にひとつだけの花」を認める寛容さを持って平和な世の中にしよう、というのはあくまで理想。民族の多様性、宗教の多様性を日ごろ切実に感じることのない日本人の絵空事に過ぎません。
世界は僕らの想像が及ばないほど多様で、いろんな人々がいろんな環境でいろんな思いを持ちながら暮らしている。そして時に、耐えられなくなった不満が、今回のように表に現れるのです。
穏やかな世の中になって欲しいとは願うけれど、人間は、世の中の多様さを受け入れるほど寛容な生き物でないことは、世界の歴史が証明しています。
人間は、昔も今もケチで卑しい存在だ−。そう思いながら、僕は浮世のさまざまな出来事を眺めています。
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コラム・雑記
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家の中の他人に
2008.11.25 Tuesday
どうも、このところブログまで気が回らない日々が続いております。時間がないわけではないのだけれど、パソコンの前に落ち着いて座るほどの余裕もない。子を育てる親は誰でもそんなものです。
その娘が、最近ようやく歩けるようになりました。それと同時に、話していることもだんだん分かるようになってきた。声をかけると、その意味に応じた反応を示します。思い通りに行かないときはウソ泣きして、親の顔色をうかがいます。夏彦の言うとおり、「子供は何でも知っている」ものです。
けれど子供は、良いこと、悪いことの区別は分からない。だから、問答無用に教えなくてはなりません。ウソ泣きに騙されて甘やかして取り返しがつかなくなった例を、毎日のニュースで見ることができます。他人の子を見るとよく分かるのに、自分の子になると何故か分からなくなるから不思議です。
父親は、家の中では他人にならなければならない。
これも、夏彦翁が言ったことです。
コラム・雑記
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カンボジアの将来を思う
2008.11.16 Sunday
シェムリアップで泊まった宿の隣で、新築工事をしていた。素朴な工事風景に、古き良きアジアの雰囲気を感じる。すさまじい経済発展のさなかにあるアジアにあって、カンボジアは発展の緒についたばかり。旅人の勝手な言い分だけれど、こんな光景には安堵感をおぼえてしまう。
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90年代前半まで内線に明け暮れていたカンボジアは、まだまだ復興の道の半ば。国内くまなく自由に旅ができない環境で、世界中から観光客が押し寄せるシェムリアップは別天地だが、それでもタイやベトナムなどと比べると、発展前夜の雰囲気が漂っている。
飛行機でこの町へやって来ると、丈の低い緑に赤土の道が延びる大地を見下ろすことができる。シェムリアップから一歩外へ出ると、まだまだこんな風景が広がっているのか、と思う。
この国は、そう遠くない将来すさまじいスピードで発展していくだろう。次に来るときにどんな姿になっているのか、楽しみである。
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朝の元気をもらいに
2008.11.02 Sunday
アジアの朝食は屋台が良い。
一日の始まりを告げる太陽が昇り出す頃、往来にはたくさんの屋台が並ぶ。働きに出る前、腹ごしらえにやって来る地元の人たちに紛れて、僕も一軒の屋台へ。
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屋台料理の特徴は、香草の香りとよく効いたダシ、そして新鮮な食材。威勢の良いおばちゃんのかけ声と旨そうな匂いに誘われて、町の人が入れ替わり立ち替わり朝の元気をもらいに来る。
2杯目のどんぶりを平らげて、食事風景を撮っているところへ、「ここのご飯はおいしいでしょう」と不意に日本語で話しかけられた。振り向くと涼やかな笑顔。シェムリアップでガイドの仕事をする青年だった。
屋台で過ごす時間が楽しいのは、こういう触れ合いがあるからだ。そして触れ合いを求めて、旅人は旅を続けるのだ。
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