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その2 南北に長い島嶼群

大島を含む奄美群島が、北緯二八度三二分三〇秒から二七度〇分五三秒にわたる南北に長大な島嶼群であるということを知る日本人は、意外に少ないかもしれない。そういう筆者自身も、今回訪れるまでは島々の正確な位置さえ知らなかったことを、ここに白状する。奄美群島は、大島、喜界島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の有人八島で構成される。現在は鹿児島県に属し、名瀬市の他、十町三村がある。南北二〇〇??以上に及ぶ大島郡は、日本最長の郡でもある。
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その1 島の景色

「ほんとにきれいな海でしょ。風が吹く度に色が変わりますよ。」島の案内を買って出てくれた名瀬市市民福祉部長の佐々木さんが、穏やかな表情でこう言った。三月もいまだ中旬だというのに、すでに初夏のものとも感じられるような陽射しを受けて、脚下に展開するびょうぼう渺茫たる海がきらきらと輝いている。水平線の向こうには、霞の中にしんきろう蜃気楼のように浮かぶ喜界島の影。桜はとうに終わったというから、島はこれから梅雨を経て夏に向かう。
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「アウトプット」と「インプット」

ものを書く、つまり「アウトプット」することの裏側には、通常それに匹敵するだけの「インプット」の作業があるものです。身近なところでは、読書や映画鑑賞、友人との会話、あるいは散歩などなど。身近なところから離れれば、旅やフィールドワークは立派な「インプット」になり得ます。
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ナイト・サイエンス

故郷に帰る度に、あることに気がつきます。夜は暗い、ということです。当たり前じゃないか!なんて言わないでください。これは、都会に住んでいると意外に解らないものです。都市生活で、自動販売機の明るさに目を奪われる、ということはあまりないですよね。それだけ都会の夜は明るいのです。
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ささやかな夢

小中学生の頃、作文の時間はいつも憂鬱でした。本はそこそこ読む方なのけれど、文章を書くのはどちらかというと苦手。夏休みの読書感想文の宿題などは、最後の最後に悪戦苦闘した思い出があります。原稿用紙がなかなか埋まらない時の重苦しさ、皆さんも経験があるのではないでしょうか。
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怒りを込めて

「上司にしたい人ランキング」というものが、毎年話題になります。星野仙一、長嶋茂雄、カルロス・ゴーン、北野武、フィリップ・トルシエ…。いずれも、それぞれの世界で強烈なリーダーシップを発揮した人が多いようです。
 優れたリーダーとはどんな人を言うのか。いつかリーダーになるかもしれない(!?)自分も、時々それを考えることがあります。
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幸田露伴著『五重塔』 読後感

僕は、喫茶店で本を読むことを日課にしています。仕事が比較的早く終わることが多いので、6時半には地元の駅に到着、すぐ家には帰らずに喫茶店に入ります。駅前には3軒の某チェーン店があって、1時間半から2時間、じっくり本に没頭することができます。テレビのバラエティー番組も良いけれど、読書は、感性を豊かにする上でこれ以上有用なものはありません。
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旅のすすめ

この季節になると、いよいよ夏休みの計画を考え始めます。梅雨入り前から夏休みもないだろうという声が、ある方面から聞こえてきそうですが(笑)、夏休みは1人で外国に行く僕にとっては、これでも早すぎるということはありません。
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