ブログの更新を休んで1週間。
秋の夜長にのんびり過ごしていると、つい日が経ってしまいます。
今日は、仁王様の眼力に気合いをもらって、久しぶりの更新を。
さて、この写真は熊本県山都町の大造り物。9月の第1土曜、日曜に行われる八朔祭りは、江戸時代から続く由緒ある祭りです。
今月の初めに出張に行った時は祭りの直前で、造り物の制作風景を見ることができました。この時期、山都町では、みんな仕事そっちのけで造り物の制作にあたります。昔は秘密を守るために、嫁さんを実家に帰して取り組んだのだそうです。
町内ごとに、極秘で造りあげていくこの巨大な造り物。材料には竹や杉、シュロの皮など自然のものを使います。造り物には審査員によって順位が付けられるので、作品づくりには町の人々の知恵が結集。この仁王様も迫真の表情です。
お祭りそのものを見ることはできませんでしたが、仁王様の眼力に、山都の人々の心意気を感じます。
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