旅をしていると、自分と同じような旅人に会うことはよくあります。
バックパックを背負って、バスや鉄道に乗り、安宿を泊まり歩く。
それは、何も日本人に限らず、欧米人もけっこう多い。
で、その旅人の数が多いだけ、その国への接し方もさまざまなようです。

たまに見かけるのは、誰に対しても強盗に遭ったように振舞う旅人。
近づく奴はどいつも信用できないといったふうに、相手を跳ねのける(笑)。
気持ちは分からないではありません。
旅人をだましてひと儲けしようとする輩は五万といるし、旅は相手がどんな人物かを見定めることの繰り返しです。
いつも周りに注意しておかないと、恐ろしい目に遭うかもしれない・・・。
僕が旅をしていていつも注意するのは、その国とそこに住む人々にいつも敬意を払うこと。
勝手にやってきた僕らに、彼らの故郷の景色や生活を見せてもらうのだから。
だから、「挑む旅」といっても人と争うことはほとんどありません。
悪意があって欺こうとしているなとみたら、にこやかに、しかし断固として拒否する(笑)。
結局は、それが身の安全を確保するいちばんのやり方だと思う。
同時に、その国の懐に入り込む最善の方法だと思う。
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