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『室内』最終号ほか3冊

 社会人になりたての頃、「「本が高くて買えない」なんて言う奴は、一人前になれない」と祖父に言われて、僕は本を買う金なら惜しまないようにしています。すでに4つの書棚は一杯ですが、毎月毎月殖えるばかり。東京の狭いアパートで、本の始末は一生の問題になるかもしれません。
 と、言いつつ昨日は古本屋と八重洲ブックセンターで次の数冊を購入しました。今日はその紹介を。
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お題バトン

『カリスマ映画論』の睦月さんから「お題バトン」をいただきました。
何を書こうかと思案していたとこだったので、ちょうど良かった。

それにしてもいろんなバトンがあるんですね。
「お題バトン」というのは、バトンを持っている方が次の人に対して、お題を自由に指定するというもの。で、睦月さんが僕に指定したお題は、ズバリ「旅」です。指定されるとしたら、もうこれしかないよね(笑)。それじゃ行きます・・・。
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機上で聴いた歌

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ 楽しいことをたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に おもしろいことをたくさんしたい
【BLUE HEARTS「1001のバイオリン」】

 10年前、清水の舞台から飛び降りる思いで出かけた海外1人旅。ネパール行きの飛行機で聴いたのがこの曲です。覚悟を決めたはずなのに、はたして無事に帰れるだろうかと、旅愁はすでにつのるばかり。曲のボリュームを上げて、必死に自分を鼓舞したのを思い出します。
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別れは出会いの始まり

 「何も落ち込むことないじゃないか。今日の別れがあるから、再会する喜びがある。別れは出会いの始まりだよ。」

 1週間ともに過ごした旅仲間を空港に送り出した後、少し沈んだ顔をした僕に、ヒロキさんは言いました。旅人のたくましさを強烈に感じた言葉。その言葉に励まされて、僕はそれから後も、何とか旅を続けることができました。
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はみ出し者の笑顔

 旅をしていると、いろんな出会いがあります。その中でもひときわ印象に残っている旅人、それは卒業旅行でアジア周遊の旅に出かけた時、バンコクのカオサン・ストリートで出会ったヒロキさん。国境を越えること50回以上、旅を続けること2年以上という「さすらいの旅人」と出会い、飲み明かした翌日、僕はこんな旅行紀を書きました・・・
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弟子であり孫である

 「僕の国語の師匠」と前回のコラムで書いた山本夏彦翁は、知る人ぞ知る稀代のコラムニストです。大正4年生まれ。戦後、建築雑誌『室内』を創刊し、同誌に「日常茶飯事」、『文藝春秋』に「愚図の大忙し」、『諸君!』に「笑わぬでもなし」、『週刊新潮』に「夏彦の写真コラム」を連載しました。
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いかにいますちちはは

 「いかにいますちちはは」は、小学唱歌『故郷』の一節で、僕の国語の師匠山本夏彦翁が、在りし日に書いたコラムのタイトル(『オーイどこ行くの−夏彦の写真コラム』所収)です。
 唄の歌詞は「つつがなしや友がき」と続くが、友がきなんて現代っ子にはわかるまい、こういう床しい言葉を失って、私たちはやさしい心を失い、孝を失い、獣や鬼に近いものになった。ゆえに帰らぬ昔の唱歌を聞くとふと涙ぐむと、夏彦翁はコラムの中で言っています。
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コーヒー・タイム

 バックパッカーのくせに、僕はインドア派。週末はスポーツ!なんて生活は信じられない。で、いちばんの気晴らしは映画鑑賞と、カフェでコーヒーを飲みながらの読書だったりするわけです。
旅先でも、旅行紀を書いている時間がもっとも長い。予定の詰まったパックツアーで引き回されるのは、とても堪えられません。わがままなんだね、結局(笑)。
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旅の行き先を考える

 『旅のすきま』のタイトルにふさわしく、最近は旅についての記事が続いています(笑)。

 さて、旅を計画した時、行き先をどこにするか。皆さんはどうやって決めますか?それは、旅のスタイルを決める大きな要素にもなりますよね。

 僕の場合、決め手になるのは「想像がつかない場所であること」です。
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神々の棲む山で

 エベレスト登山の拠点となる、標高3500メートルにある村ナムチェ・バザール。4月8日放送の「世界ふしぎ発見」で、この村と、近郊の村クムジュンに住むシェルパが紹介されていました。
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