カンボジア、シェムリアップ。
アンコール遺跡に入る手前のゲートで、パーミッションのチェックをする女の子。

カフェや土産物屋、それに安宿が密集するカオサンでは、昔から、大きさから色まで、様々な看板を目にすることができた。無秩序に宙を埋め尽くす無数の看板こそ、この街のパワーを物語っている。

「この本、おもしろいタイトルだね」
机の上に置いてあった本を見て、妻の友人が言いました。
読者が顔をそむけそうな、まがまがしいタイトル。
これも、ご存じ山本夏彦の著作です。

独身時代に１０年暮らした町で髪を切る時、いつも指名している美容師さんがいた。年の頃３０代後半、鹿児島県の川辺町出身の彼は、人柄は涼やかで腕はもちろん折り紙付き。言わずもがな、僕以外にも沢山の常連がいた。

この６月、彼のところから、一通のはがきが届いた。それは、今度東武練馬に自分だけの店を出したという通知だった。

一杯３ルピー。
格安で至福の時間をもたらしてくれる南インドのミルク珈琲。
珈琲の入ったコップを高々と持ち上げて、もう片方のコップ落とし込むこと数回。名人芸で泡立った珈琲が目の前に出される。

ブログを更新しないでいるうちに、また１０日くらい経ってしまいました。

サラリーマン生活は怖いものです。毎日同じリズムで過ごすもんだから、ブログもやらないならやらないで、１週間くらいあっという間に過ぎてしまう。

油断してると、旅もしないうちにおじいさんになりそうです。

ブログの更新を休んで１週間。
秋の夜長にのんびり過ごしていると、つい日が経ってしまいます。
今日は、仁王様の眼力に気合いをもらって、久しぶりの更新を。

今年も「セプテンバー・イレブン」がやって来て、あっという間に過ぎていきました。
あの日、僕は南米からアメリカ経由で、台風が直撃した日本に１０日ぶりに帰国。
ホッと一安心した夜のニュースで、あの衝撃的な映像を見たのでした。

あれほどの事件が起きたのに、世の中は走る方角を変えたようには思えない。
その結果か否か、世界中で争いが止むことはありません。
それに昨今のニュースからは、日本にも同じ危うさを感じてしまう。

人に対する思いやり。助け合いの精神。
そういう、自分にも身近にできることを大事にしたいと思います。

この１週間は久しぶりの晴れ続き。雨の心配をせずに、お気に入りの革靴が履けるのは楽しい。その日の靴を選んで、それに合わせて着ていくシャツを選んで。こうなると、１週間で勤務が５日しかないのが惜しくなる（笑）。

せっかくなので、通潤橋の写真をもう少し。

早朝の穏やかな日を浴びる石橋はことさらに美しい。
重機もない時代、こんな石の建造物を造った人々には脱帽するしかない。