07.ビック・ベンの鐘
2005.05.07 Saturday
地下鉄ディストリクト線に乗って、ウェストミンスター駅で降りる。階段を上ると、すぐ横にビック・ベンの高楼が天に向って延びている。
と、10時を指した大時計から美妙なる響きが徐に降ってきた。最も倫敦的と言われる鐘の音が辺り一帯に広がって、道行く人は憶えず足を止めて聴き入っている。
英国というと必ず引き合いに出されるのが、このビック・ベンを伴なったパーラメント及びウェストストミンスター・ホールだ。成文法がないくせに、世界一恐ろしいと言われる英国憲法が作られた場所である。