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神様の歌声

しばらく前に、ジョアン・ジルベルト東京公演に行ってきました。昨年に続く来日が実現して、ファンにはたまらない秋というところです。
 ジョアン・ジルベルトは、云わずと知れたボサノヴァの神様。1958年に、「シェガ・ジ・サウダージ」で一世を風靡して以来、A・C・ジョビンと共に、ボサノヴァを世界の音楽シーンに押し上げた人物です。73歳となった今も衰えを知らず、声とギターだけで世界中のファンを虜にしています。
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お袋の味

僕の向かいの席に座る女性職員は、父親が作った弁当を持って出勤してきます。彼女は、僕よりも4、5歳若いばかりですから、父親はまだまだ現役。出勤前に妻と娘の朝食を作り、弁当まで持たせて家を出て行くという、女性には羨ましいような父親です。
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お袋の味

僕の向かいの席に座る女性職員は、父親が作った弁当を持って出勤してきます。彼女は、僕よりも4、5歳若いばかりですから、父親はまだまだ現役。出勤前に妻と娘の朝食を作り、弁当まで持たせて家を出て行くという、女性には羨ましいような父親です。
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国境の島から

対馬にやってきました。今回は旅ではなく、仕事での訪問です。今までは九州さえも来たことがなかったのですが、いきなり対馬を訪れることになろうとは、分からないものです。

 対馬がどこの県に属しているかさえ知らない人は、意外に多いと思います。その大きさの割に、沖縄や屋久島のように派手さがないせいかもしれません。しかし、内容は実に興味深いものです。
 対馬は、韓国に最も近い島だ!というのが、この島に降りた立った時の、僕の最初の感想です。福岡まで150キロ、釜山までは50キロ、というのですから、それは当たり前のことかもしれません。島内で一番大きい厳原の町を歩いてみると、ハングルの看板も多く見かけます。韓国とは毎日高速船で結ばれている、という事実も、余所者には意外なようですが、地元の人には日常の事実に過ぎません。この島の西海岸の方からは、天気が良ければ釜山の町が建物まではっきり見ることもできるのです。
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国境の島から

対馬にやってきました。今回は旅ではなく、仕事での訪問です。今までは九州さえも来たことがなかったのですが、いきなり対馬を訪れることになろうとは、分からないものです。

 対馬がどこの県に属しているかさえ知らない人は、意外に多いと思います。その大きさの割に、沖縄や屋久島のように派手さがないせいかもしれません。しかし、内容は実に興味深いものです。
 対馬は、韓国に最も近い島だ!というのが、この島に降りた立った時の、僕の最初の感想です。福岡まで150キロ、釜山までは50キロ、というのですから、それは当たり前のことかもしれません。島内で一番大きい厳原の町を歩いてみると、ハングルの看板も多く見かけます。韓国とは毎日高速船で結ばれている、という事実も、余所者には意外なようですが、地元の人には日常の事実に過ぎません。この島の西海岸の方からは、天気が良ければ釜山の町が建物まではっきり見ることもできるのです。
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小さな積み重ねから

シアトル・マリナーズのイチロー選手が、ついに大リーグ記録を塗り替えました。159試合目に達成した258安打。実に大リーグ84年ぶりの快挙だそうです。ブラウン管を通して観る、その瞬間のグラウンドの光景や観客席の反応は、まさに感動的。ヘルメットを掲げるイチロー選手の姿は、テレビの前の僕まで、何だか誇らしい気持ちにさせてくれました。
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小さな積み重ねから

シアトル・マリナーズのイチロー選手が、ついに大リーグ記録を塗り替えました。159試合目に達成した258安打。実に大リーグ84年ぶりの快挙だそうです。ブラウン管を通して観る、その瞬間のグラウンドの光景や観客席の反応は、まさに感動的。ヘルメットを掲げるイチロー選手の姿は、テレビの前の僕まで、何だか誇らしい気持ちにさせてくれました。
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読書と出逢い

最近、『理科系の作文技術』(木下是雄著 中公新書)という本を読みました。この本は初版が1981年。新書としては、かなりのロングセラーです。文章技術に関する著作は、近年になって、書店でも目につくようになりました。しかし、僕がそれらのいずれでもない、20年以上も前に出された木下氏の本を手にしたのは、山本夏彦翁の紹介(『完本 文語文』(中公文庫))によってです。
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芸達者

この週末、結婚式の2次会に行ってきました。20代後半から30歳にかけての期間は、誰でも結婚式へ招かれる機会が増えるもので、一般に、式が終わった後の2次会は、独身の男女にとっては出逢いの場、と言われるようです。しかし現実には、出席者全員が良い思いをするとは限りません。
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橋本治著『上司は思いつきでものを言う』読後感

近頃よく売れている集英社新書『上司は思いつきでものを言う』を、思いつきで買ってきました。その前に読んでいたのが、何だか難しい本だったので、骨休めも兼ねてのチョイスです。

 上司の思いつき発言に振り回される部下は、世の中にたくさんいます。かく言う僕は、「今仕えている上司の発言は単なる思いつきでもないらしい」、ということが去年くらいに判って、あまり振り回されずに済んでいます。しかし、今後「思いつきでものを言う上司」にぶつかったり、自分が上司になったりするのは確実なのですから、その心理を考えるのも面白いと思います。
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