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インドの神秘

「おまえは何処から来た?」

インド初体験の僕に、地べたから不気味な微笑みを湛えて問いかける修行者サドゥー。髭を伸ばし、ぼろ切れを身にまとって、広大なインドを町から町へ放浪する。その数たるや、国内になんと数十万!

IMG_0003.jpg
数々の秘術と傍若無人なふるまいで、道行く人々を怖れさせる。
仙人のようであり、乞食のようであり、聖者のようでありながら、そのどれでもない、インド4000年の歴史が生み出した神秘。

世界を廻って十何回目かのひとり旅。
ついに降り立ったインド最南端の村で、僕の目を釘付けにしたその妖しい姿。
ふたつの瞳の奥に、この国の混沌を観る。
旅の写真帳 | comments (4) | trackbacks (0) admin

Comments

HARU | 2006/12/13 08:26 AM
Pamyさんお久しぶりです。
コメントありがとう。

この日に観たメコンの夕暮れは、旅先で出会った素晴らしい光景の中のひとつです。
空の色もそうだし、泥色をした河の色も、日本とはまったく違う。

そういうところに世界の広さを感じたりしするんですよね。
Pamy | 2006/12/15 03:52 PM
こんにちは。

ホント!喧噪という言葉がぴったりな感じですね。
確かにおしゃれではないけれど、
こういった街が無くなるのも寂しいですね。
HARU | 2006/12/25 12:29 PM
メリークリスマス!睦月さん。
睦月さんこそ、すてきなクリスマスを過ごされたことと思います。

サドゥーがサンタに似ている!
すごく新鮮な感想ですね(笑)。
誇り高き(?)サドゥーがそれを聞いたらなんて言うだろう・・・。

ほんとにサドゥーは奥深くとんでもなく幅の広いインドを体現する存在です。
小さな島国の日本人など圧倒するオーラを感じる。
実際に見たらまた写真とはまた違いますよ。
HARU | 2006/12/25 12:36 PM
tk-cafeさん、コメントありがとうございます。

僕もその数を聞いて度肝を抜かれました。
あんな奴らが数十万人ですからね。
胡散臭いけれど大まじめ(?)にインド社会に存在する彼ら。
サドゥーを実際に目にして、インドの懐の深さを実感しました。

あの国には、ちょっと日本の常識では計れないスケールの大きさがありますよね。

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