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クールの意味

 梅雨の最中の週末、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 僕のアパートでは、最近壁面のペンキ塗り直し作業が始まりました。だんだん老朽化するのだし、やるのはいいんだけど何も梅雨時じゃなくても…。おかげで窓がしばらく開けられなくて困りました。空気がこもるでしょ。部屋の湿気をとるのに、毎日除湿機をかけています。
 さて、もう早いもので7月。梅雨が明ければ夏到来です。6月から始まったクールビズも2年目に入ってすっかり定着した感があります。賛否両論あると思いますが、あれは小泉政権が残した大きな成果の1つだと思う。

 省エネルックや半袖スーツなんてことをやったことが過去にあったらしいけど、定着には程遠く。それに比べてクールビズは今や国際的に広めようというところまで来てますよね。政権が変わっても続けてほしいと、個人的には思います。

 しかし。
 ネクタイを外したサラリーマンが、フォーマル感をいかに出すかは大問題。「シャツにネクタイ」というスタイルに頼り切っていたのが、フリーハンドを与えられてクールにキメてみろと言われても難しいものです。

 とりあえずネクタイを外してみて、涼しいのはいいいのだけど、襟にTシャツの丸首が見えていたりする。全体にだらしなくなっただけというのが、僕の周辺での現実のようです。

 僕は、幸か不幸か(苦笑)独身貴族の身なので、いろいろと楽しんでます。ボタンの少し変わったのや、襟のが少し大きいのや、生地に特徴のあるシャツなんかを買ってきて合わせる。

 パンツも、スーツの下を履くんじゃなくて、何本か揃える。スーツカンパニーのような店に行けばコットンパンツなんか安く買えるし。これに茶靴でももってくれば少しはくクールに見えるでしょう。

 仕事がら、僕は首相官邸や国会に取材に行くことがあります。(いや本当に…)なので、門前で追い払われることがないよう、フォーマル感を忘れないことも大事。チンピラ風では怪しまれるからね(笑)。

 ネクタイを外すのが目的になるんじゃなくて、その場に相応しい品のある格好をするという感覚が、結局大切なのかもしれません。外見は内面を写す鏡だからね。

 女性の皆さん、世の迷えるビズ男に良きアドバイスを。
ファッション | comments (2) | trackbacks (0) admin

Comments

ナオ | 2006/07/09 11:47 PM
クールビズなんてもっての他隊隊長ですお久しぶり―!
今年はネクタイしてる人もけっこぅいるかな?とは思うけれど、我慢すりゃいいんですよ。働く男の汗は美しいもんですよ。はいネクタイよろしくね!
てなわけで、坂の上の雲読んでますよー。
HARU | 2006/07/10 10:08 PM
おーっ! クールビズなんてもっての他隊ますます活発ですね。
ナオさんに言われるとよわいんだよなぁ。
いつも鋭いチェックしてるから。
少しでも楽しようなどと不埒なことを考えると見抜かれてしまいそう。
でもじっとりした東京の夏に、首締められるのは地獄なんです。
あと2ヶ月だから許して。

坂の上の雲、司馬作品の中でも竜馬が行くと並ぶ名作です。
ぜひ感想聞かせてください。
幕末モノとは違う魅力がありますよ。

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