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お洒落は足下から

 お洒落は足下からといって、靴を見れば、身だしなみへの関心度が分かります。仕立てのいいスーツでキメてるくせに、靴がボロボロでは全部台無しです。それなのに、靴に注意を払っている人は、意外に少ないようです。
 何年か前に、僕は銀座の靴屋に行って、初めて靴らしい靴を買いました。足の縦のサイズばかりでなく横のサイズまで測って、君にはこの靴が似合うだろうと店員が持ってきたのは、つま先の長いスマートな靴です。近ごろ流行のロングノーズというやつで、細身のパンツに良く合います。その時買った靴は下ろして3年になりますが、今もマメに磨いては、大事に履いています。

 銀座の並木通りなどを歩いていると、エドワードグリーンの黒のストレートチップが十何万円とかいう類の、馬鹿らしい宝石のような靴がシューウィンドウに飾ってあります。
 でも、そんな背伸びをすることはありません。今では3万円前後で英国製イタリア製のモノの良い靴が買えますから、そういう靴をよく磨いて、同色同質のベルトに合わせて身につける。それだけで、スーツがちょっと古くても、見違えるような印象になるでしょう。
 黒いカーフの靴をいくつか揃えた後で、茶色の靴を1,2足持てば、ネクタイやシャツの色に合わせてコーディネートすることができます。

 ただし、雨の日に履くための靴も必要です。特に皮底の靴は雨に弱いので、ラバーソールの丈夫なやつがいいでしょう。ちなみに僕は、ヨー○ドーの安売りで買った子供だましのような靴を持っています。
 雨降る朝、いつも憂鬱になるのは、その子供だましの靴を履いて、一日を過ごさなければならないと思うからです。
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