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社会主義国の遺物?

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中欧チェコの首都プラハから車で1時間の場所にあるジャテッツ。こじんまりとしたこの町の往来を歩いていると、こんな車に出会った。
時代を感じさせる車体に、赤十字のマーク。もと社会主義の国なので、いまだにこんなものが現役なのだろうか。ネパールあたりでは30〜40年前の車がまだ元気に走っているたし・・・と思ったのは早計だった。

ジャッテッツでは、よく映画のロケが行われると聞いていた。この車は、その大道具だったのだ。少し待っているとやがて撮影が始まる。呆然と見入ってしまって、写真を撮るのを忘れてしまったのは残念だったが、思わぬ幸運に巡り会ったことが嬉しい。映画のロケの現場に居合わせたのは、もちろん初めてだ。

ジャテッツは、いかにもヨーロッパの田舎といった風情の漂う町である。古い教会があって、広場があって、ビール王国チェコの一都市らしく、おいしい地ビールがある。そのせいか、太めのおじさんも多かった(気がする笑)。

そのビール生産にかかわる建物群と周辺のエリアは、数年後には世界遺産にも登録予定だ。青い空と赤い瓦屋根のコントラストも鮮やかで、乾いた風が心地良い。普段は酒をあまり飲まない僕でも、つい飲んでしまうくらいだから、ビール好きにはたまらないだろう。

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旅の写真帳 | comments (2) | trackbacks (0) admin

Comments

tk-cafe | 2008/08/13 09:50 PM
確かにいかにも社会主義って感じの車ですね(笑)ソ連製だったのなら燃費が悪くて乗り心地も最悪なんでしょう。屋根の風景は魔女の宅急便の街みたいで素敵ですね。
HARU | 2008/08/18 10:26 PM
>tk-cafeさん
コメント遅くなってすみません。

>確かにいかにも社会主義って感じの車ですね(笑)

この車は特別ですね(笑)。このときは戦時中の時代を舞台にした映画を撮っていたみたいですから。

ジャテッツはビールの生産が今も盛んな町。煙突のある建物は昔のビールの工場だったという話です。ヨーロッパの田舎の雰囲気がよく出ている、良い町でしたよ。

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