天災は忘れたころにやってくる
2008.06.14 Saturday
災害でまず役割を果たすのは、市役所、消防など。けれど、ここ３〜４年で一気に進んだ市町村合併で、もと市役所や町役場だったところは、縮小されて支所になっている。おまけに自治体の区域は大きく広がっています。
すると、どうなるのか。
被害が起きている集落がどこにあるのか。地理的にどんなところなのか。どんな人が暮らしているのか。崖崩れがおきやすい場所はどこなのか。そういうことが、すぐに把握できない場合があるのです。
支所があっても、人事異動で地元の職員がいなくなっていたり、人が少なくなっていたりすると、対応力はなおさら落ちる。
ちなみに、今回の地震で被害を受けている宮城県大崎市は、７９６.７６平方キロ。その広さは、東京２３区（６２１平方キロ）のおよそ１．３倍もあります。それに、市の中心から、温泉で有名な旧鳴子町の端までは６０�劼�らいの距離があるといいます。
合理化のほうを優先するあまり、顧みられることの少なかったふるさとの姿。そこに起きた今回の地震。四川省大地震のように、被害の大きさが、後から後から分かっていく、なんてことにならないよう祈ります。
すると、どうなるのか。
被害が起きている集落がどこにあるのか。地理的にどんなところなのか。どんな人が暮らしているのか。崖崩れがおきやすい場所はどこなのか。そういうことが、すぐに把握できない場合があるのです。
支所があっても、人事異動で地元の職員がいなくなっていたり、人が少なくなっていたりすると、対応力はなおさら落ちる。
ちなみに、今回の地震で被害を受けている宮城県大崎市は、７９６.７６平方キロ。その広さは、東京２３区（６２１平方キロ）のおよそ１．３倍もあります。それに、市の中心から、温泉で有名な旧鳴子町の端までは６０�劼�らいの距離があるといいます。
合理化のほうを優先するあまり、顧みられることの少なかったふるさとの姿。そこに起きた今回の地震。四川省大地震のように、被害の大きさが、後から後から分かっていく、なんてことにならないよう祈ります。
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