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砂色の町
2006.12.21 Thursday
イラン高原の真ん中。
熱風吹きすさぶ沙漠の原に広がる町、ヤズド。
どこまでも乾いた空からは、刃に喩えられる太陽が容赦なく照りつける。
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ここは、ヴェニスの商人マルコ・ポーロが訪れた昔から、シルクロードの中継地として栄えてきた。
緑滴る日本からやって来た旅人は皆、目の前に広がる砂色の光景に魅入られる。
ヤズド市民が誇るアミール・タフマーグのタキイェの頂上から眺める夕暮の街。
西に傾いた陽を浴びて、日干し煉瓦の家並みが妖艶に輝く。
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スピーカーズ・コーナー
2006.12.19 Tuesday
倫敦児憩いの場として世に知られるハイドパークの昼下がり。
伝統のスピーカーズ・コーナーで弁じる露天の政治家。
毎週日曜、倫敦中から集まった無名の弁士が口角泡を飛ばして論じ合う。
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昔、ここには「リフォーマース・ツリー」すなわち“改革者の木”と名づけられた大樹があった。星移った今その木はないが、改革者の魂魄とこしえに漂って一木一草リフォーマース・ツリーならざるはなしの勢いを見せる。
議会制民主主義発祥の地で、わが日本のゆくすえを想う。
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旅人の聖地
2006.12.14 Thursday
タイ・バンコク。
安宿が軒を連ねるカオサン・ロード。
ここは、世界中からバックパッカーが訪れる旅人の聖地。
アジアへ渡った旅人は、この街を目指して旅をして、この街から新しい旅に出る。
毎日、たくさんの出会いと別れが生まれる場所。
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初めてカオサン・ロードを訪れたのは9年前の夏。
アジアに特有の喧噪が、容赦なく僕を襲う。
車と人が輻輳する往来に、濃厚に漂う“アジア”の空気。
この街が持つパワーを肌で感じる。
あの夏、勇んで乗り込んだ旅人の聖地は、今や瀟洒な通りに変わったという。
今は昔、僕を圧倒したアジアの喧噪を想う。
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メコン河の夕暮れ
2006.12.12 Tuesday
チベット高原に源を発し、中国雲南省、ミャンマー・ラオス・タイの国境、カンボジアを通って、ベトナムへと旅する大河メコン。
南ベトナムのデルタ地帯、河は幾筋にも分かれて、南シナ海へ注ぐ。
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幅数百メートルから数キロに及ぶ広大な流れを、無数の船が人や物を載せて行き交う光景は、まさに“アジア”。
メコンを訪れた旅人は、漫々と流れるその姿の、あまりに大陸的なスケールに脱帽する。
夕暮れ時、ボートで河をさかのぼって、水上市場を見に行った帰り途。
地平の彼方に沈み行く夕陽が、悠久のメコンを黄金色に染める。
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スワヤンブナートの丘
2006.12.09 Saturday
スキャナ機能付きのプリンタを手に入れたら、是非やってみたかった“旅の写真帳”。今までの旅で撮ってきた写真がアルバムにたくさんあったので、ブログで公開できないのが残念だったのです。日本ではなじみのない国へ行くことが多かったので、珍しい風景もきっと多いと思います。
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で、その1回目は、最後の楽園といわれてヒッピーたちの憧れだった、ネパールの首都カトマンズ。町を一望する丘に立つカトマンズのシンボル、スワヤンブナートのストゥーパ(仏塔)。
その昔、カトマンズ盆地が大きな湖だった頃、マンジュシュリー(文殊菩薩)がやって来て湖水を流し出し、ここに人間が住めるようにしたという伝説があります。ここは、そのとき初めに水面上に現れて一条の光を発したという聖地。
チベット人の家やチベット絨毯などの工房が建ち並ぶ道を行き、急な石段を登ってきた巡礼者を迎える、ストゥーパに描かれた四方を見通す仏の眼。そして、小さな塔やお堂がならんだ奥の殿舎から聞こえてくるラマ僧の勤行の声。
青く澄んだ空の彼方には、ヒマラヤの連峰が白く輝きます。
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