自分にとっては一番のぜいたくは、喫茶店でのんびり珈琲を飲みながら本を読むこと。もちろん旅先で誰にも邪魔されず、というのが理想です。
子供が生まれてからそういう時間はめっきり減ってしまって、ますます得がたいぜいたくになりつつある。まあ、妻は僕以上に自由のない日々を強いられているので、それこそぜいたくは言えないのだけど。
そんな中、たまたま今日は妻と子供が実家に里帰り。おかげでそのぜいたくな時間を過ごすことができました。
ちなみに、今読んでいるのはアレックス・カー『犬と鬼−知られざる日本の肖像−』。日本の不可解なシステムと不合理な社会を鋭く指摘して話題になった6年前の著作です。読んでいくと、これでもか!というくらい日本のダメなところが出てきますが、いったい著者は最後にどんな展望を示すのか注目しているところ。ただ批判するだけで何の展望も示さない文章じゃ、読者としても納得できないからね。
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