<< April 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 鍵を手にするまでの道のり | main | まだやめてませんよ(笑) >>

住まいと暮らしと豊かさと

IMG_2352.jpg

最近は月イチの更新になって失礼しています。
時々のぞきに来てくれる皆さんごめんなさい。
とりあえず、元気に暮らしてます。

一月前にやっと自分のモノになった古家ですが、まもなく改築工事が始まることになりました。親戚に一級建築士がいて、いろいろと相談しながらのリフォーム。身近にその道の達人がいると、何事も助かります。住宅のことはとくに。
家を買うということは、単にモノを買うのと全然違う。自分の今後の生活スタイルを決めるということなのです。住まいにどれだけお金をかけて、暮らしにはどれだけかけるのか。生活を回していくために、夫婦でどれくらい稼がなければならないのか。仕事に使う時間やお金の使い方全部が、変わってくるんですね。

もちろん、大きな家を買えば修繕費も高くつく。自分や相方にトラブルがあっても、ローンは払い続けなければなりません。家が立派だから俺は豊かだ、と単純には言えないということです。

実は相談の途中で、リフォーム代が思ったよりも高くつきそうだというので、建て替えてしまおうか、という話が出ました。けれど、ちょっと待てよ、と。

僕は環境の良いところに中古の家を安く買って、ある程度のリフォームをかけて、ゆとりのある暮らしをするはずじゃなかったのか、と思い直しました。家だけ立派になって、ギスギスした毎日を過ごしたくはない。<過ぎたるはなお及ばざるがごとし>だと。

やっぱり家は古いのだけど、風通しがよくて日当たりが最高の家を手に入れたことに、僕はとにかく満足しています。自分の住まいについて、こういう選択をしたことにも。

そういえば、ラオスでメコン川を下ったときに立ち寄った村では、みんな掘っ立て小屋みたいな家に住んでいるのに、最高に幸せそうだった。ウチの子供たちにも、あんなふうに笑う大人に育ってほしい、と思います。
コラム・雑記 | comments (0) | trackbacks (0) admin

Comments