約1ヶ月、ブログの更新をせずに、あることに没頭していました。
それは、自分と家族の住まい探し。
家を買うなど、数年前には考えもしなかったことですが家族ができて子供を持つと、思考もやっぱり変わってくるから不思議です。
僕は田舎育ちだから、家を探すにあてって、マンションを買うというのは最初からイメージにはありませんでした。家ではない、一定の“空間”に大金を出すことはどうしても理解できない。
そうすると、選択肢は一戸建て。
その中で最もポピュラーなのは新築建て売り住宅。でも、これも買うだけの魅力を感じなかった。
最近は基準が厳しくなって、住宅性能がとみに向上。ツーバイフォーの家は気密性と耐震性にすぐれているというけれど、あの、アッと言う間に組み上がるプラモデルのような家が、30年後、50年後も変わらずに立っているとは、素人ながらどうしても思えない。自分が住む家まで工業製品にはしたくないのです。
そこで選んだのが、この築28年の古家。
不動産の担当者が「新築でなくて何でこの家を?」と不思議がったものですが、決め手は、1階の居間から空が眺められることと、大工さんが建てた家だということ。
自分が住む家には、人が造った温かさがほしい。
これからリフォームして、家族の家にしたいと思います。
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