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4年目のリニューアル

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ブログオープン以来、この夏で4年が経ちます。「旅のすきま」と銘打って続けているサイトですが、生活の変化に合わせて(笑)このところは子育てと読書とふるさとの記事がほとんど。「看板に偽りあり」にもかかわらず、お付き合いの皆さんには、たくさんの「ありがとう」を。

さて、共同管理者のHIROYOの好意で、このたびデザインをリニューアルしました。トップの写真はモロッコ東部、アルジェリアとの国境に広がるシェビの大砂丘で撮った一コマを使いました。少しは「旅のすきま」らしく、ということで(笑)。

学生時代から旅を初めて十数年。年に1,2回の割合で旅に出かけて、いろんな国でいろんな人々に遭い、いろんな風景を眺めてきました。なるべく、その時の自分がイメージできない未知の国へ行きたい、と思い続けてきましたが、お陰で人生の中でも貴重な20代〜30代の前半という時期に、貴重な体験を幾度も得ることができたかな、と思います。

旅をして良かったな、としみじみ思う瞬間は、例えば、辛い思いをしてたどり着いたその先で、思いがけない土地の人の優しさに触れたとき、得も言われぬおいしい料理を味わったとき、息を呑む美しい風景に出会ったとき・・・です。

つまり、旅の感動とは、風景、料理、人そのものだけに由来するのではなく、それらと出会うまでの過程が、実は大きく絡んでいるのだと思います。そういう意味では、トップ写真で使ったサハラの景色は、40度以上の灼熱のバスの旅を10時間耐えた末に見た、大きな感動を伴ったものでした。

翻って、普段の生活も、旅と同じ。子育ても仕事も紳士に正面からぶつかっていくことが大事です。その末に得た感動を、ここでこれからも綴って行ければなと思いますので、どうぞよろしく。


さて、今日の記事で使った写真は、久しぶりに旅の中の風景を。シリアの首都ダマスカスのシンボル、ウマイヤドモスクの境内で撮った一コマ。遠くにアザーンの声を聞きながらスケッチをしていた僕に話しかけてきた家族です。穏やかなシリアの人々の表情が、この写真から懐かしく思い出されます。今後も時々は、こういう旅のかけらを紹介したいと思います。
ブログ | comments (4) | trackbacks (0) admin

Comments

あづま川 | 2009/05/10 07:18 PM
拙ブログにコメントありがとうございました。
前のデザインもよかったですが、新しいデザインも旅心をおおいにそそってくれていい感じですね。
ウマイヤドモスク・・・そういえばここで昼寝したことを久しぶりに思い出しました。
子育て等でいろいろ大変だと思いますが、これからも旅と日常のかけらのミックスを期待しています。
HARU | 2009/05/10 10:18 PM
どうもありがとうございます。
デザインはその道のプロにお願いしているので、自信を持っております。
当ブログの最大のウリですから(笑)。
片や、記事が追いついてないのが玉にきずだったりして。。。

ウマイヤドモスクは、ゆったりとした旅の時間を楽しむことができる素晴らしい空間ですよね。
あづま川さん同様、昼寝したことを思い出します。

これからも、日常だけでなくそうした旅の断片を書いていきます。
また遊びに来てくださいね。
ヒョウちゃん | 2009/05/11 08:03 PM
トップ写真かっこいいです。
こんなキャラバンを見るためにも、次のモロッコは是非とも砂漠へ行きたいですよ。
うちはHARUさんとこより1年遅れですが、最近まったくメンテナンスしてないです。
いい写真がないというのもその理由なんですが。
これからもよろしくお願いします。
HARU | 2009/05/11 10:48 PM
コメントありがとうございます。
このところお邪魔できなくて済みません。
またのぞきに行きますので、こちらこそよろしく。
さてモロッコへ旅をするなら、やっぱり砂漠ははずせないと思いますよ。
あの国の文化は、砂漠なしには語れない気がする。
ぜひ厳しい行程を踏んで砂漠を見に行ってみてください。
その際には、ぜひブログで現地からの実況をしてくださいね。